ベンチャー広報って何をしたらいいの?(1)手探りでやってみたこと・その結果

2017年7月24日。私は未経験ながらベンチャー企業の「広報」という仕事をすることになりました。
プレスリリース?マスコミ?メディア?取材ってなに??
何から始めるべきなのか、どういう活動をしたら良いのか全くの手探り状態。

さらに転職自体も生まれて初めて。今思い出しても不安でいっぱいのスタートでした。

 

一部上場の有名企業なら、放っておいても取材依頼が入るようですが、ベンチャーは違う。
何もしなければ、どこからも見つけてもらえません。
さらに、刻一刻と成長しスピードが変わる中で早く成果を出さなければいけない。

・・・プレッシャー、半端ないです。

今回は備忘録的に、また何かの参考になるかもしれないので私がやってみたこと、得た結果を書きます。
*続編ではオススメ本も紹介予定です。

 

広報になった。しかし、私は何をどうしたらいい?

文字通り、どうしたらいいかわかりませんでした笑

私の転職先は資産運用のベンチャー企業だったため、ある程度カタめの報道番組やドキュメンタリー、新聞、経済雑誌などで取り上げてもらうことが代表の希望でした。

でも。知り合いにマスコミ関係者、記者やテレビ局ディレクターなんていません。
どうしたら会えるんだろう??

さらに、前任の広報や先輩などもいませんから、やり方を教えてくれる人なんてどこにもいません。自分で考えて、やってみるしかないのです。

あとは・・・当社はスピード重視!
スピードと結果を求められるプレッシャーが半端ありませんでした。

 

「やばい。軽い気持ちで入ってしまった。。。orz」

 

正直、これが当初の私の心の声でした。

 

やるしかない。まず自己流でやってみたこと、出た結果

・・・とりあえず、過去に当社を取材をしてくださった何社かの記者さんのリストがあったので、電話やメールをしてアポとりをすることから始めました。


「以前は大変お世話になりました、この度、広報専任で入社しましたので一度ご挨拶にお伺いさせてください。」

当社はネットでファンドをご購入いただくため、営業職などもなく電話回線が当時4回線、また、金融のプロフェッショナルを中心に、社員の年齢層も高めのため社内はいつも静まり返っています。

まだ他の方の顔と名前も一致しない中、静かなオフィスで一人電話をかけ、冷たくあしらわれたりする声が響くあの時間、辛かったなぁ。。。

*今でも、オフィスは静かなので会議室にこもりテレアポすることが多いです笑

 

1)行動すれば何かしらの結果に!イベントへの登壇決定

コンタクトの甲斐があり、何社かに訪問する機会をいただけました。

入社して数日だとしても、社員は社員です。
できる限り会社の事業内容を把握し、(パンフレットなども無いので)ありものを切り貼りしたプレゼン資料を持ってレッツゴー!
質問されてわからないことは全て宿題です。

そうしたら某新聞社様が、「今度大きなイベントをやる。そこで面白い企画を提案してくれたら検討できますよ。」とおっしゃってくださったのです。

無事ここで、当社がモデレーターを務め、豪華ゲストを呼んでのパネルディスカッションをすることができました!
・・・一安心です。


 

いや、でも・・・・これって新聞や雑誌、テレビじゃないやん!!

実際イベントも9月でしたし、相変わらず私は毎日焦っていました。

 

2)なりふり構わずお願い!!知人づてでガイアの夜明けの取材決定

実は、入社して2ヶ月経つ頃、テレビ東京系列の「ガイアの夜明け」で当社を取材いただけることが決まりました。

もう、びっくりです。

びっくりしすぎて2017年で1番嬉しい出来事だったと記憶しています。
もちろんこちらかのアプローチなのですが、どういう経緯だったかというと。。。

 

私の仲良しの歯科医、かなえちゃんがホワイトニングサロンを移転するということでお披露目会に参加した時のこと。
広報に転職したての私は、誰彼構わず

「広報になったんです!お知り合いにテレビ局の方や記者さんがいたら紹介してください!」と言っていた時期でした。(今でも言い続けていますが笑)

たまたま、そこに居合わせたかなえちゃんの知人が「確か、僕の後輩がテレビ局のプロデューサーだよ。」と。

 

「!!」


すかさずガッツリとガッツき、その場で紹介してもらう約束を取り付けたのです。

後日、約束どおりメールでその方をご紹介いただき、「お盆明けにコンタクトをとっても良いそうです。」とご連絡いただきました。

 

「お盆明けっていつだろう??そろそろ、もういいかな!?」
と毎日ソワソワしていた去年のお盆が懐かしいです。

 

そして、メールでそのプロデューサーさんに簡単な会社の紹介と、会っていただきたい旨をお伝えしたところ、OKのお返事をいただけました。

当初は「テレビ東京のプロデューサーさん」という事のみわかっていて、どんな番組に携わっているのかはわからず。
でも、この際テレビなら何でもイイ!!という心理状況でした^^;

そして、さすがに私一人では伝わらない。。。ということで代表に同行を依頼しました。(当社の代表はとても広報活動に前向きな対応をしてくれます。これは本当にありがたいことです)

 

名刺交換をすると・・・あれ??ん???

「ガイアの夜明け」って書いてある!!?

「これ、一番出たいやつやーん!!」

 


 

しかし、入社してまだ1ヶ月ほどで右も左も分からない状態の私は「名刺にガイアって書いてあるからと言って担当しているかはわからない。。」。
そもそも、プロデューサーという方がどんな職責を持たれているのかも、何となくしかわかっていない状態でした。(ひどい・・・)

1時間ほど、代表がプレゼンをして、先方も金融や経済に興味がある、ということで何となくイイ感じに終了!
ほのかに喜びを感じながら帰社しました。

 

 

その後「企画会議で検討してみる」というお返事だったので、それを待ちつつ先方からの質問にメールや電話で回答をするやりとりが何度かありました。

例えば、
新聞でこういうネガティブな記事があるけどどういう意味ですか?とか。
新興国のファンドのイメージを教えてください、とか。
これからどんな国でファンド組成をするのでしょうか?とか。

 

これには
「(できる限り)すぐに」
「情報は正確に(自分で調べるだけじゃなく必ず誰かに確認する)」
「必要であればビジュアルで」
を心がけてお返ししました。

*ビジュアルというのは、パワポで視覚的に表現するということです。
私はもともと絵を描くのが好きだったこともあり、ビジュアルでわかりやすく伝えることはよくできたかなと、今でも思います。

 

そしてある日、(9月の中旬頃でしたでしょうか)「ディレクターを連れて御社に伺います。」とのご連絡がありました。

2回目のプレゼンか・・・。

 

と思いきや、後になってわかったことですが、実は決定の顔合わせでした。
入社して、ちょうど2ヶ月!こうして、初のテレビ取材が決まったのでした。

(取材が始まったのは10月の終わり、放映は年明け1月となりました)

 

振り返って。大事だと思ったこと。

まず、私はとても運が良かったと思います。

当社のビジネスモデルがとても面白いですし、創業社長なので事業に対する情熱が強くパーソナリティも魅力的かつ広報に協力的。
親切な人に恵まれた。。。
最高です。感謝すべきことがたくさんあります。

こんな私がもう少しキチンと「広報」への理解を深めるのは、何と2018年の3月頃(爆)
(このあと、怒涛の取材期間・続いて大きな社内イベントがあったという言い訳を・・・)と随分遅いのですが振り返ってみてやって良かったことなどをまとめると・・・

 

・とにかく行動!
→社長や他の社員などに聞き、過去に取材いただいたリストにコンタクトを取り会いに行く。すんなり会えませんが、無視されるのも当たり前なのでメゲないこと。会わなければ始まりません。

・広報だ!というプロ意識
→入社1日目だとしても、名刺を持って名乗る以上、自社の広報です。会社のこと、代表のこと、競合などマーケットのことは一通り答えられるようにしておくこと。訪問時、わからなければ宿題にしてすぐ確認→回答!

・熱意!
→本気で良いと思っている気持ちは、相手に伝わると思います。自社やサービスを広く世の中に知ってもらいたいという熱い想いを持って、「空気をよみ、独りよがりにならないように」プレゼンしましょう。

 

この辺りは、大事だと思います。
当たり前なんですけどね。当たり前のことを、実行するということが大事だなぁと思うんです。

何かをやってうまくいかなくても、それって失敗ではなくて、「行動してこの結果を得た」ということです。どんな仕事でもその積み重ねだと思います。
また、人にお願いをすることや、失敗をすることを「恥ずかしい」と思うのはやめたほうがいいと思います。そんな小さなことを気にしているのは残念ながら自分一人です。笑

 

今回書いたことは、ビギナーズラックに近い結果を生んだ行動なのであまり役に立たないかもしれません。

次回は、実際に広報という仕事をやる上で必須スキルというか、学んだことやどうやって学んだかを書けたらと思います!(いつになるかわかりませんが、、、)

長文、読んでいただきありがとうございました!

 

*よく読まれている、プレスリリースを持って記者クラブに投げ込みに行った時の記事はこちらです↓
もし良ければ読んでみてください!

【広報日記】プレスリリースを出したので記者クラブへ投げ込みしてきました!